これを書いているヒト

2012年7月31日火曜日

タイトルをつけるのに困ったら作家の仕事に訊ねるといい:森博嗣 「常識にとらわれない100の講義」


photo credit: hawkexpress via photo pin cc


ブログのPVをあげるのにタイトルは大事で云々かんぬんとは言われているが、みてもらえばわかるように自分でもわかるぐらいタイトルの付け方がヘタなほうだ。
電車の中で思いついたのをそのままつけてたりするし(オイ)

いつものように本屋をぶらぶらして、たまたま手にした本をパラパラ捲ってたら、章のタイトルに( ̄ー ̄)ニヤリとした。

例えば、

自分の意見が正しいと信じるなら、訴える手法も正しいものを選んでほしい
脱線事故で大勢が亡くなったとき、誰も「鉄道廃止!」と叫ばなかった。 
「自炊」がどうこうよりも、図書館の方が問題でしょう。 
「空気を読む」とは「将来を見据えること」にしてはどうか .....etc
まず目次で買うことはしないのだが、コレは目次だけでも十分おもしろく思えた。

そもそもこの本は、毎日思いついたことをひとつかふたつ書き留めておき、それが100集まったところで一気にその説明文(本文)を書いたものだそうだ。

タイトルが主役の本。そしてどれもが同じ分量で書かれている。
作者いわく「まだ言いたいことがあっても打ち切り、もう言うことがなくてもなにか加えて書いた。」

脈絡のない思いつきをもとに、きっちりと決めた分量だけともかく書ききるというのは、文章を書くとてもいい訓練方法のひとつに思えた。

ここにあげたタイトルであなたならどういう文章を書きますか?

では、また。

常識にとらわれない100の講義常識にとらわれない100の講義
森 博嗣

大和書房 2012-07-21
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その割に本のタイトル自体はフツーというか(^m^)











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