これを書いているヒト

2015年10月13日火曜日

情報セキュリティワークショップin越後湯沢で知った笑撃の事実

photo credit: GNOME Seahorse

10月9日・10日と情報セキュリティワークショップin越後湯沢にひょっこりおじゃま。

いろいろ興味深いお話しが聞けてよかったです。が、基本オフレコなので中身が書けない(;一_一)うーむ。

ネタとして面白かったのは、今年の春先に原宿駅周辺を賑わしたIPAのパスワード啓発ポスター「パスワード もっと強くキミを守りたい」 

あれを「売ってます」1セット15枚税込み送料込みで2,850円

と来た時にはΣ(゚∀゚ノ)ノキャーってなりましたね。

壁ドン!でイケメンが

「知ってるか?本当にお前を守れるのはパスワードだけだぜ」

(*ノェノ)キャー

感情に訴えなければユーザーには響かない

たぶんちっちゃい頃からネットサービスに慣れ親しんだ層でも、「パスワードは大文字小文字数字をごちゃ混ぜにした8文字以上の……」

あーあー、わかってますって使いまわしちゃいけないんでしょう?

でも実際は一番よく使われるパスワードのフレーズは「123456」だとか

エンジニアやセキュリティ界隈がいくら啓発する文章を書いても、一向にユーザーが変わらないように見えるのは、文章が相手から素通りしているからなんじゃなかろうか。

真面目で理路整然。

ふ~ん、勉強になったなあで、おしまい。ほら、ちょうど教科書読み終わったカンジ。なんか大事なこと書いてあったよね、なんだったっけ。

それを、見たら「きゃー、なにこれw」と言われそうなポスターにしたIPAはよく考えていると思うの。エモーショナルと結びつく記憶は人間に染み付くから。

会社のセキュリティ啓発が今ひとつ、と思う管理者さんは壁に貼ってみたら。意外な成果が出るかもよ。

では、また。


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