これを書いているヒト

2012年6月14日木曜日

Windows Server 2008 DHCPの暴走(どうしても静的IPが設定できない場合の対処法)



会社のネットワーク管理やってると、ふつーにはお目にかからないような事に遭遇する。
例えば「勝手にDHCPが有効になって、IP競合を引き起こすサーバー」(-_-;)

なんてこった。

最近はサーバーにNIC2枚差しの状態がフツーだったりする。
今回の用途はネットワークを分散して使うようなものでもなかったので、片方のNICにIP振ってもう片方はほおっておいた。

しばらくしてユーザーから「IPが競合しているって出てるんですけど」というような連絡が入り始めた。一台解決するとまた別の一台が、という具合。さて?

そうしたら、件のサーバーがIP競合やらかしたと表示が出た。うん?DHCPが有効になってる。こいつかあ、犯人。どうやら勝手にDHCP有効にして、あっちこっちのIPを食い散らかしているようなのだ。もちろん、DHCPサーバなどワタシは用意していない。

迷惑な。

ただ、ここから先が面倒だった。なんたってDHCPが無効になってくれない。静的IPを設定しても解除してDHCPを有効にしてしまう。

NICのドライバ壊れたかな(´・ω・`) ドライバ入れなおしてみた。やっぱりダメ、うぇーん。

ネットワークと共有センターを弄り倒して、思いもかけないことで治まった。

こんな具合

”コントロールパネル→ネットワークと共有センター→ネットワーク接続の管理→詳細設定→詳細設定→アダプタとバインドタブローカルエリア接続3(IP振ったNIC) ローカルエリア接続4(何もしていないNIC) リモートアクセス接続の順番に並べる”


アダプタとバインドの管理はNICの読み込み順を管理している。が、これだと先に読み込んだNICのDHCPの設定を読み込んで、もう一枚の方のStatic IPの設定消してた、ってこと?

無線LANのAPじゃあるまいし。

偶然かどうかはわからないけど、ともかくDHCPの設定は無効化できた。

やれやれ

では、また。

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