これを書いているヒト

2016年1月1日金曜日

年のはじめに「教養」というものを考える

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おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか? (NHK出版新書)おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか? (NHK出版新書)
池上 彰

NHK出版 2014-04-11
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Kindleの日替わりセールで見つけたので、読んでみました。
いつもなら新年の目標を立てるのにどうすべきか、とか考えるとこなのにね。

すぐ役に立つことは、すぐ役に立たなくなる。そんな時代に必要な「教養」とは何か


技術の進歩ナゾ特に速いです。一般のニュースにはなりませんが、各分野で毎日のように「世界初の新発見」がなされ、消化されていく。「手に職」ったって数年後には「人工知能」に取って代わられるかもしれない。そんな現代で生き抜くには、どういう基盤が必要か。それには「現在の自分の立ち位置」から「現状を分析し、未来を考えぬくチカラ」が必要です。

もともとリベラル・アーツ(教養)というものは、『身につけていれば、人間はさまざまな偏見から、あるいは束縛から逃れ、自由な発想や思考を展開していくことができる』(※1)思考ツールでした。しかし世間では「手っ取り早くお金を稼ぐ能力や知識」のほうが重宝がられ、教養というものが、大学教育から重きを置かれなくなって久しいのが現状です。

ネットに流れる流言飛語に右往左往し、人生を過たずに過ごすためにも「教養」の価値が見直されようとしつつあります。

現代の自由7科


この本では「現代の教養」として7つの項目をあげています
  1. 宗教
  2. 宇宙
  3. 人類の旅路
  4. 人間と病気
  5. 経済学
  6. 歴史
  7. 日本と日本人
いずれも『自分はどこから来て、どこへ行くのか。自分はいまどこにいるのか』『自分がどういう存在なのか』(※2)を考える上で必要とされる科目です。

宗教や宇宙の成り立ちを知ることで、人間が「自分のいる世界」をどのように認知してきたのか。
人類の旅路(ルーツ)や病気と進化の関係を知ることで、「生き物としての自分」というのはどういう存在なのか。
経済学や歴史を知ることで「自分のいる現代」という社会がどのように構成されているのか。
日本と日本人とはどういう存在なのか、愛国心とはどのようなものなのか。

1年のスタートに、このようなことに想いを馳せるのもいいのではないでしょうか。
では、また。

(※1)(※2)序章 私たちはどこから来て、どこへ行くのか?現代の教養七科目より引用




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