Next ActionのためのSpringpad すべてを記憶しセレンディピティをおこすEVERNOTE

”Springpad gives you a place to quickly and easily save anything you want to remember”（Springpadはあなたに迅速かつ簡単に,覚えておきたいことを保存する場所を提供します)

SpringpadはNext Actionをうながすために作られているのだと思う。例えばGTDでいうところのIN BOXのような。だから、過去の記憶を記録するのにはあんまり向いていない。例えばタイムスタンプをとっておきたい、というような要望を満たすには自分で日付を記録しなければいけない。

Springpadは欲しいと思ったもの、行きたいとおもった場所、ふとしたアイディアetcをWebクリッパーやモバイルアプリを使って収集する。レシピやBookやMovieのテンプレートも用意されている。集めた情報を整理、分類がしやすいのが特長だ。

次にNotebookで分類してプロジェクト化したり、Eventやチェックリスト、ショッピングリストをつかって実行する。そのためにアラートやリマインダの手段が充実していたりする。商品の記録などは安くなれば自動でお知らせをくれたり、クーポンをつけてくれたりする念の入れようだ（日本じゃ使えないのが残念だけど）
SpringpadのAlertでお金と時間を節約する

それにたいして、Evernoteは文字通り

”Remember Everything”　（すべてを記憶する）

SpringpadのRemenberは何かをするための覚えておきたいことだが、Evernoteのそれは”記憶”。
ありとあらゆる自分の事を記憶させ、優れた検索機能に”脳が思い出す”作業と同等な役割をさせる。それはまるで脳のシナプスがつながり、ひらめきを生み出す様に似ている。

最近はそれに積極的に働きかけようとするアプリも出ているようだ。

Evernoteで発想系の二つのアプリ。「fromEver」と「EverShaker」
Evernoteのノートをランダムに選ぶiPhoneアプリ「EverShaker」で過去のアイデアを発掘する

似ているようで似ていない2つのRemember。うまく使い分けて欲しい。

では、また。

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