ギルド・マフィア・探偵社三つ巴の戦いに力がこもる6巻です。
いや~ん、なんかもうねえ、
木目を数えるラヴクラフト
首が90度にぐにゃりと曲がるラヴクラフト
ともかくラブクラフトが期待どおりに気持ち悪かった6巻w
他に気になったのは、賢治くんが中也のケリを受ける動作がまっとうに書かれていて、
作者は格闘技好きか、やってた人なのかしらん、と思ったこと(そこか)
ふつーアクションシーンは攻撃をもっぱら描くから、きちんとガードしたコマってあんまり見ないんだよね。
本編以外にも
掌編小説「心なき狗」マフィア 芥川龍之介誕生の物語
『文豪えぴそうど』で各文豪のリアルエピソードのご紹介
中島敦 ダンディでミステリアスな国語教師 女生徒にモテモテ
太宰治 「メガネっ娘がニガテ」なシャイな二枚目 口述筆記でできた作品もある(まったく、あんたはドエトフスキーか)
国木田独歩 国木田主催の雑誌出版社「独歩社」は国木田独歩と愉快な仲間たちが運営する、儲からない出版社だった
芥川龍之介 自分の作品が50年後の未来にも読まれているか、自ら幽霊になって出てくる話を書くほど心配性
樋口一葉 一見神秘的なクールビューティ 実は妹がいないとなにもできないダメな姉
中原中也 初対面の男子高校生に「おれは寂しさの塊のようなものだ」といって下宿の住所を手渡す(そこ、なに期待してんですかw)
カバーをめくって本体の表表紙をみると、ショートマンガ。今回のネタは「敦くんの髪型のワケ」
なんか本編よりオマケ?のほうを楽しんでしまったわ。
とーってもお得な一冊でした。
では、また。
文豪ストレイドッグス(6) 角川コミックス・エース 春河35 朝霧 カフカ KADOKAWA / 角川書店 2014-12-04 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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