これを書いているヒト

2014年5月11日日曜日

【日記】「あなたのなかに、全世界がある」の意味するもの

photo credit: paul bica via photopin cc
今日は一日引きこもって、積んでおいた本をばらばら引き出したりしていました。

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J・クリシュナムルティ 中川 吉晴

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その中の1冊。
本の中身というよりは、副題の「あなたのなかに、全世界がある」というのはどういうことかひらめいたことを書いておこうかと。

「あなたのなかに、全世界がある」ということは、逆に言えば「全世界とは、あなたの中で解釈したものでしかない」ということでもあります。

例えば、スキなヒトが今日はいつもとちがって自分に素っ気ない態度をとった、としましょう。
あなたはこう考えるわけです。「あー、嫌われるようなことをしちゃったかな、どうしよう・゚゚(゚-゚*; )オロオロ( ;*゚-゚)・゚゚」そして、そうなった原因をあれこれ考えはじめます。人間関係の悩みは、あらかたこういう所からはじまりますね。
でも、待ってください。
事実は「いつもとちがっていた」というところだけで、「嫌われたかも」「あれが原因だったかも」というのはあなたがそう「解釈」したからです。
実際には「ただ機嫌が悪かった」とか「他に気がかりなことがあった」のが原因かもしれないのに。
多くの場合、ヒトの悩みは自分自身でつくった「相手への解釈」が原因で起きていたりします。(もちろん相手から暴力うけてる、とか実害があるケースは別ですが)

それ、手放せませんかね。

自分の力がおよばないもの(ヒト)、に対しての気持ちを手放す。
仕事の評価に対しても、人間関係にしても、他人には他人の合理性や理由が自分と同じように存在してます。決して自分の思い通りにはならないし、時には理不尽な目にあわされるかもしれません。

だからこそ、手放す。
自分を自由にする。

ヨガではヴァイラーギャ(離欲)なんて言ったりしますが、相手を「自分の思うようにしたい」というのは我欲の一種ですからね。で、どうにもならなくてイライラしたりする。結局、悩みの原因を作り出しているのは、自分が原因だったというのはよくあることです。

案外、「自分が変われば、世界がかわる」というのはこんなことがきっかけになるのかもしれません。なにせ、「世界」は「あなたのつくった解釈」の中にしか存在しないのですから。

では、また。











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