最近は音楽でも本でもネットでダウンロード買いすることが圧倒的に増えた。買い物にかける時間と効率を考えるとそのほうが楽だというのもあるし、買う時間帯を制約されないのも嬉しい。
これからどんどん高齢化社会になって、自分もカラダが弱くなってきて...となった時日用品の購入もそのうちネットに頼るようになるんだろうなあ、と考える時がある。
この前日経Associeでタワーレコードの社長さんのインタビュー記事があった。きっと最近の音楽流通のデジタル化で大変なんだろうなあ、とか考えながら記事を読んだ。
インタビュアーの「品揃えはリアル店舗はネット通販にかなわないのではないか?」という問いに
”確かに品揃えでは勝てません。でも、情報量はリアル店舗に分がある。パッケージを手にとってもらえるから、ジャケットの細部のデザインや重み、CDによっては紙製など素材による手触りの違いを確認してもらえる。リアル店舗は感覚的な情報を提供できるわけです。お客さんの五感を刺激する売り場をどうやって作るか。これがリアル店舗の生き残るカギで、今後の課題です。”
オトコの人はピンと来ないかもしれないが、そもそも買い物ってブラっとお店に寄って掘り出しモンを見つける自体が楽しかったりするものだ。
ココへよると面白そうなものが見つかる、よそでは得られない情報や体験がある、というのが今後のリアル店舗に必要なものじゃないだろうか。
現実は品揃えを拡充すべく、どんどん売り場面積を広くして、目当ての商品を探すのも一苦労みたいな方向に行っているんだけれど。
では、また。
【掲載誌】
日経ビジネス Associe (アソシエ) 2012年 11月号 [雑誌] 日経BPマーケティング 2012-10-10 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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