photo credit: GNOME Seahorse
10月9日・10日と情報セキュリティワークショップin越後湯沢にひょっこりおじゃま。
いろいろ興味深いお話しが聞けてよかったです。が、基本オフレコなので中身が書けない(;一_一)うーむ。
ネタとして面白かったのは、今年の春先に原宿駅周辺を賑わしたIPAのパスワード啓発ポスター「パスワード もっと強くキミを守りたい」
あれを「売ってます」1セット15枚税込み送料込みで2,850円
と来た時にはΣ(゚∀゚ノ)ノキャーってなりましたね。
壁ドン!でイケメンが
「知ってるか?本当にお前を守れるのはパスワードだけだぜ」
(*ノェノ)キャー
感情に訴えなければユーザーには響かない
たぶんちっちゃい頃からネットサービスに慣れ親しんだ層でも、「パスワードは大文字小文字数字をごちゃ混ぜにした8文字以上の……」
あーあー、わかってますって使いまわしちゃいけないんでしょう?
でも実際は一番よく使われるパスワードのフレーズは「123456」だとか
エンジニアやセキュリティ界隈がいくら啓発する文章を書いても、一向にユーザーが変わらないように見えるのは、文章が相手から素通りしているからなんじゃなかろうか。
真面目で理路整然。
ふ~ん、勉強になったなあで、おしまい。ほら、ちょうど教科書読み終わったカンジ。なんか大事なこと書いてあったよね、なんだったっけ。
それを、見たら「きゃー、なにこれw」と言われそうなポスターにしたIPAはよく考えていると思うの。エモーショナルと結びつく記憶は人間に染み付くから。
会社のセキュリティ啓発が今ひとつ、と思う管理者さんは壁に貼ってみたら。意外な成果が出るかもよ。
では、また。
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